
愛犬がまた膀胱炎に
なっちゃった。
愛犬のくり返す膀胱炎や長引く症状にお困りではありませんか?
実は犬の泌尿器の病気は完治してもくり返し再発しやすい病気だと言われています。
この記事では、犬の尿路疾患の予防や再発防止に効果的だとされているクランベリーについて解説します。
尿路結石の原因は偏った食事バランスのせい

結論からいうと、好きなものばかり食べている愛犬は食生活から見直す必要があります。
実は、愛犬に与えているドックフードやオヤツには尿結石の原因となるリンやマグネシウムをたくさん含んでいるんです。
例えば結石をつくりやすい食べ物は
- 納豆
- わかめ
- 煮干し
- レバー
- 卵黄
このような食べ物は特に多いです。

うちのコ納豆好きでよくたべる💦

納豆の匂いが好きってコ、意外に多いんだよね〜。
とはいえ、上記の食べ物を与えたらダメというわけではないんですよー。
これらの食べ物を、あえて必要以上に与えなくてもいいということ。
そもそも主食となるフードやオヤツにもリンやマグネシウムはしっかり含まれています。
フード以外でご褒美を習慣的に与えていると、リンやマグネシウムを過剰に摂取していることになるんですよ。

食べたからといってすぐ結石になることはありません。
与える量や回数に気をつけ食べさせ過ぎないように注意してくださいね。
日頃の食事バランスはとても重要ですよ。


ご褒美のおやつはホドホドに!

ドキ!
犬のpHとクランベリー作用との関係

リンやマグネシウムなどミネラルを多く含んだ食べ物を過剰に摂取すると尿のpHがアルカリ性に傾いてしまいます。

つまりおしっこのpH値が高くなると、細菌をウエルカムにしちゃうってこと!
犬のおしっこの正常pHは6.2〜6.4前後!やや酸性よりだということです。
犬のおしっこは常に弱酸性。
しかし、食べ物の内容や体調によってこのpH値はアルカリ性に傾いてしまいます。
膀胱炎や尿管結石になる原因菌はアルカリになった尿めがけて繁殖、増殖をくり返していくのです。

アルカリ性の尿では細菌は壊せないんだよね。
そこで、愛犬の崩れたpHを調整してくれるのがクランベリーです。

おしっこが正常に戻るんだ!
では、以下でクランベリーが持ってる相乗効果を解説していきます!
クランベリーに含まれるキナ酸
キナ酸はアカネ科の樹木キナから出る成分です。主にクランベリーの実やコーヒーの種子に含まれています。
キナ酸は体に吸収されると、馬尿酸という物質に変化して尿を酸性化します。

馬尿酸の作用はヒトも同じだよ。
馬尿酸によって、感染原因となるアルカリ性のおしっこを正常なpH値(弱酸性)に近づけてくれます。
2プロアントシニアジンの抗酸化作用
プロアントシアニジンはポリフェノールの一種。酸化作用や抗菌作用があります。
ポリフェノールを含む食物として代表的なのが
- カカオ豆
- りんご
- お茶
- ブルーベリー
上記4つの植物性由来の食品ですね!
このプロアントシニアジンの働きで、体内でできた悪い活性酸素の働きを抑え生活習慣で起こりがちな心臓病や糖尿病を防げるといわれています。
活性酸素と抗酸化作用についてはこちら。
さらに、プロアントシニアジンはキナ酸との相乗効果で効果が高まります。
またプロアントシニアジンには抗炎症作用や抗菌作用が働き、大腸菌の原因となる菌の付着も防ぎます。
プロアントシニアジンは犬の歯周病や歯石の予防にも!


クランベリーは尿トラブルしか効果ないの?

実は、おしっこトラブルだけじゃないんだよね〜!
プロアントシアニジンには(ポリフェノール)が含まれているので歯周病の原因菌になるプラーク(歯垢)の繁殖を予防!
食べかすが残ってると犬は3日で歯石になります。

歯磨き苦手なんだよね・・
そう・・歯ブラシが嫌いなわんちゃんの歯磨きって大変なんですよね。(泣)
うちの愛犬も歯磨きは大の苦手。
クランベリーは歯磨きが苦手な犬にもおすすめです。
なぜなら、プロアントシニアジンに含まれている抗酸化作用が愛犬の歯周病や口臭予防にも効果を発揮してくれるから!
歯磨きが苦手な愛犬でもクランベリーを毎日与えることで、歯周病や口臭の原因となる菌の繁殖を防いでくれます!
実はうちの愛犬口臭も気になってたので、膀胱炎治療のついでにクランベリーについて効果があるのか聞いてみました。
獣医さんいわく、クランベリーそのものは有効な予防策だということです。
しかしながら、口腔内の状態によってはスケーリング(歯石を除去)をしないとしっかりした効果が得られないようですね。
日ごろの歯磨きと併用しながらサプリメントの使用をおすすめします。
クランベリーを与える時のQ&A

毎日続けやすいクランベリーサプリ
犬の膀胱炎やストラバイト結石の予防、再発防止にはクランベリーがおすすめです。
日常にクランベリーを取り入れることで、愛犬のおしっこを正常なpH値に保ってくれます。

愛犬が膀胱炎をくり返していたのでクランベリー活を始めました。
実際購入してみてよかったクッキーや、次に試してみようと思ったサプリを下記で紹介したいと思います!
ヤーミーチップ【クランベリー入り】



ヤーミーチップが届きました。クランベリー入りはゆずも初めてです!

薄っぺらいチップに
「これはどーやって食べるのか??」
と、ばりばり警戒心の様子。


写真ではわかりにくいかもしれませんが、売ってある犬用クッキーより薄いです。
1〜2mmくらいで、小型犬でも一口でイケるサイズ!

と思いきや、うちの愛犬はうまく噛めないので小さく砕いてから与えました。
噛む力に自信がない子には割って食べさせてください。
飼い主も味見をしてみたところ、
おからが入っている素朴なクッキーの味がします。
酸っぱめかと思ったけど酸味はほとんど感じません。

普通に食べれちゃいました!

チップだけしか入っていないと思ったらオマケが2つ付いていたので何か得した感じ♪
ドックフードのサンプルでラムとチキンが2種類ずつ入ってました!

サンプルがあるといいよね!
チップだけで52枚入ってたんですが(数えた)サンプルで3枚入って合計55枚のヤーミーチップをゲットすることができました♪
普段はクッキー系を好んで食べる子じゃないんだけど、ヤーミーチップは喜んで食べています。
\ わが家はAmazonで購入です! /


毎日あげてたら少しずつだけど口臭が気にならなくなりました!
これ、めっちゃおすすめかも・・。
フードに少しずつトッピングしたい人は粉末タイプがおすすめ
毎日少しずつクランベリーをあげて効果を継続させたい!というあなたは、粉末タイプをおすすめします♪
いつものフードに混ぜて与えるだけで、愛犬のお腹を健康に維持してくれますよ!
体質や疾患などで合う合わない場合もあります。
与える際は注意事項を確認してから検討してみてください。
クランベリーパウダー100%
▲クランベリーをそのまま粉末にした100%素材のクランベリーです。
そのまま与えると酸っぱいので、フードにほんの少し混ぜるだけで十分ですよ!
保存料を使用していないから、添加物が気になる人でも安心して与えられます。
クランベリー配合【いのちの酵素】

▲50種類もの酵素が入ってる生きたサプリメントです。
酵素は年齢とともにつくり出す力が衰えていきます。
「いのちの酵素」はクランベリーエキスをしっかり有効活用し、酵素の力でさらにカバー。
味や匂いがなくフードに混ぜてもクセがないのが特徴なので、フードの変化に敏感なわんちゃんも抵抗なく食べられます。
「いのちの酵素」も添加物を使ってないから安心です!
プラスアルファで予防してみて!


いつもの食生活にプラスするだけで予防ができるんだ!
クランベリーは犬の膀胱炎や尿路結石を予防してくれるとても万能な果実です。
クランベリーのサプリメントやクランベリーが配合されているドックフードを利用することで愛犬の尿路下部を健康に保つことができます。
しかし、サプリメントはあくまでも予防のためなので、治療を目的として考えないようにしましょう。
「クランベリーは日頃の食事にプラスアルファで与える」と捉えてくださいね。

普段の食事バランスが1番大切です!
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
この記事では愛犬の膀胱炎予防に効果的なクランベリーについて解説しました。
犬の膀胱炎や結石などは、ストレスや遺伝、現在のフードやオヤツといった様々な要因で起こることが多い病気です。
クランベリーは犬の泌尿器にとても優れた栄養素を持っていますので「うちのコは泌尿器に自信がないかなぁ」と思ってるあなたは、一度愛犬にクランベリーを与えてみてもいいかもしれません。
泌尿器疾患の予防法で悩んでるあなたはぜひ、クランベリーを試してみませんか?
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